【フィリーズR】和田竜 アドヴァイスでいざ連覇!坂路ラスト11秒9「切れ増した」

2022年03月11日 05:30

競馬

【フィリーズR】和田竜 アドヴァイスでいざ連覇!坂路ラスト11秒9「切れ増した」
和田竜を背に坂路で追い切るアドヴァイス(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 桜花賞切符を懸けたフィリーズレビューの木曜追いが10日、栗東トレセンで行われた。アドヴァイス(石坂)は坂路でラスト1F11秒9の切れ味を披露。和田竜二(44)は昨年のシゲルピンクルビーに続く、このレース連覇をもくろむ。
 メンバー中、唯一の木曜追いでトリを務めたアドヴァイス。感触を確かめた和田竜から意外なフレーズが飛び出した。「切れそうな感じの走りをする」

 坂路で単走。前半は意識的に抑え、最後に軽く仕掛けた。すると、馬は待ってましたとばかりに鋭く反応。全身をしならせて躍動し、ラスト1F11秒9を刻んだ。この日の1Fではビクトリアバローズの11秒6に次ぐハイラップ。和田竜は笑顔で語った。「切れを増したね。使いながら確実に良くなっている。落ち着いていて状態も良さそうだよ」

 和田竜は過去に1度、新馬戦で騎乗した。サッと3番手に取り付き、直線でもジワジワと伸びて2着。その後も3戦、同馬は全て道中3番手以内に付け、好位から抜け出す競馬を試みてきた。だが、この追い切りで和田竜は新たな可能性を見いだした。タメれば、切れる…。

 石坂師も調教の動きに満足そうだ。「元々稽古は動くタイプだが(今回は)時計の出方がいい。制御も利いている。ゆくゆくはスプリント寄りだろうが、現時点でもセンスがいいので1400メートルでもいける。権利取りもあるけど全力の気持ちで臨みます」。勝てばJRA初重賞制覇。先を見据えず、まずはここが勝負だ。

 和田竜は昨年、シゲルピンクルビーでこのレースを制した。4角7番手から存分に切れを引き出す好プレーだった。そのシゲルピンクルビーと同じモーリス産駒のアドヴァイス。切れを生かす競馬で、いざ連覇だ。

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