4・24香港チャンピオンズデー コロナ影響で日本馬遠征できず

2022年03月11日 05:30

競馬

 4月24日の香港チャンピオンズデー(シャティン)に今年は日本馬が遠征できず、地元馬のみの開催となることが10日、分かった。香港ジョッキークラブのウインフリート・エンゲルブレヒト・ブレスゲスCEO(最高経営責任者)がブログを更新。コロナ禍のため、外国馬の受け入れを断念すると明らかにした。
 コロナ禍に入ってからも20年12月の香港国際競走以降は出走馬の関係者と外部との接触を極力、避けるバブル方式を取り入れ、外国馬を受け入れてきた。だが、依然として感染状況が改善せず、万全の態勢で迎えることが困難と判断。苦渋の決断を下した。

 チェアマンズスプリントプライズとチャンピオンズマイル、クイーンエリザベス2世Cと以前は1週ずれていたG1・3競走が18年から同日開催となり、12月の香港国際競走と並ぶ春のビッグイベントとして定着している。クイーンエリザベス2世Cは02、03年と連覇を飾ったエイシンプレストンや21年ラヴズオンリーユーなど日本馬が過去6勝。チャンピオンズマイルも16年にモーリスが勝っている。

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