JRA所属の4人の女性騎手が栗東トレセンにそろい踏みして初めて迎える週末。栗東は一気に華やいだが、口元を引き締めたのはルーキー今村聖奈(18)だ。先週は新人最多の10鞍に騎乗したが土曜7Rの3着が最高。ホロ苦デビューとなったが気持ちは前向き。10日朝も福永に声をかけ、身ぶり手ぶりで指導を受けるなど精力的だった。「やはり競馬は難しいと改めて思いました。これからどういうビジョンを持って自分と向き合えばいいか明確に分かりました」。
今週は土日阪神で計8鞍に騎乗。日曜8Rのブラビオ(牡4=寺島)は「競馬に行くとムキになるようですが調教ではリラックスして走れていました。減量を生かし、いいイメージを持って乗りたい」と話した。