【大阪杯】6歳キングオブコージ 光る充実ぶり、思い通りに調整進む
2022年04月01日 05:30
競馬
前走・AJC杯はスタートひと息で後方追走。外を回りながらメンバー最速の上がり3F34秒7で、20年目黒記念以来の重賞2勝目を飾った。「(前走の)レース前は気持ちが前向き過ぎて半信半疑だった。ゲートもソワソワしていた。外を回ってよく差し切ってくれました」と振り返る。
前走後は放牧でじっくりと英気を養い、2月24日に栗東へ帰厩。入念に調教を積まれてきた。仲本厩務員は「放牧に出して落ち着きがある。中間は(前走のような)力みもない。フレッシュな状態で送り出せそう」と本番を見据えた上で「極端に言えば、パドックであくびをするぐらいのんびりしていてもいい。今は本当にゆとりがありますよ」と結んだ。パドック派でもある新谷は、阪神競馬場勤務の大阪杯当日が待ち遠しくなった。