【大阪杯】友道厩舎 最強DNAディープインパクト産駒“三本の矢”で挑む
2022年04月01日 05:30
競馬
3頭の中でも注目はポタジェだ。半姉が16年毎日王冠など重賞を4勝したルージュバック(父マンハッタンカフェ)で、18年セレクトセール1歳セリで2億520万円(税込み)の値をつけた高額馬。デビュー前から厩舎の期待度は高かった。ここまでタイトルこそ無縁だが、重賞で2着1回、3着が2回あり、昨年の天皇賞・秋は見せ場たっぷりの6着と健闘した。
「一歩一歩、着実に(階段を)上ってきた。真面目な性格で、常にこちらの想像以上に走ってくれる」
道中12番手を追走した前走・金鯱賞は最後の直線、馬群の外から上がり3F34秒2とメンバー最速の脚で4着まで追い上げた。「後ろから1頭だけ、脚を伸ばした。広いコースよりも内回りがいい」と舞台を歓迎する。阪神芝2000メートルは【2・1・0・0】とパーフェクト連対。ベストと言える。
友道厩舎は過去5年、阪神芝2000メートルで18勝を挙げ、トレーナー別で単独トップ。大阪杯にはG1昇格の17年以降5年連続で管理馬を送り込んでいるが、19年ワグネリアンの3着が最高着順。もう一歩。豪華布陣でビッグタイトルを狙っていく。