【宝塚記念】8枠最強?(18)ポタジェ 接戦で強さ発揮、再びG1制覇へ
2022年06月24日 05:30
競馬
「最初のコーナーまで距離があります。自分でレースの流れに乗っていけるはず。(序盤に)周りを見やすい枠と捉えたい。操作性も高いし、ジョッキー(吉田隼)も周りを見ながら乗ってくれると思う」
先週の阪神芝は外枠が強かった。この流れが続けばグッと楽しみを増す。ポタジェ自身も3度の2桁馬番で【1・1・1・0】とオール馬券絡み。大外枠の金鯱賞は10頭立てながら3着ときっちり上位に絡んだ。
デビューして15走、7着以下が一度もない堅実派。そして接戦にとにかく強い。前走の大阪杯こそが真骨頂。ゴール前、首+鼻差の叩き合いを制した。友道師は「競馬に行けば100%の力を出してくれる。位置取りを含めジョッキー(吉田隼)もうまく乗ってくれました」と振り返る。
揺れ動く天気予報。どうやら週末の雨はなさそうだ。先週のマーメイドSは1分58秒3で決着。過去10年で1分58秒台が出たことは一度もない。天気が持つなら高速決着まであるか。金鯱賞→大阪杯をともに1分58秒台で駆けているポタジェ。速い決着になっても十分に対応できる。馬主の金子真人ホールディングスは上半期で重賞5勝と勢いがある。G1はソダシでヴィクトリアマイルを制覇した。
最高のメンバー、その上で展開を含めて難解極まりない。そんな混戦絵巻に断を下すのは接戦に強いポタジェだ。