121期早期卒業生の中野慎詞(23=岩手)は23日、函館競輪の準決12Rに出走。前受けから内を突いて先行、末脚も良く逃げ切り、デビュー以来20連勝を飾った。20連勝は早期卒業生では117期の寺崎浩平(28=福井)の「19」を抜く記録。2着は師匠の佐藤友和(39)で初の師弟連係をワンツーで決めた。
中野は「師匠と初連係は緊張したけど、いい緊張感でした。(レースは)前を取って突っ張って800メートル行き切ろうと思ってたけど(別線の)スピードに対して加減が分からなかった。課題も多いので(師匠に)教えてもらいます」。決勝は北4車の先頭で北日本上位独占を目指す。