【新馬戦総括】ヤマニンウルス 4秒3差の圧勝劇！ダート1700でJRA2歳レコード
2022年08月23日 05:00
競馬
当欄でダートV馬を取り上げることは少ないが、先週はやはり小倉のヤマニンウルスのインパクトが強すぎた。3角から独走態勢に持ち込み、JRA平地競走の最大着差となる4秒3差の圧勝。ダート1700メートルのJRA2歳レコードに加え、上がり3F35秒8と時計面も文句なし。相手のレベルうんぬんを論じる必要のない内容だ。兄ヤマニンサンパは芝3勝。母ヤマニンパピオネは芝6Fでレコードデビュー。今後は砂はもちろんだが、ぜひ芝での走りを見てみたい。
新潟組ではロードプレイヤー。後続を離した2着馬との叩き合いを頭差で制した。道中の運びもスムーズで、上がり3F32秒5と決め手も優秀だ。新種牡馬グレーターロンドン産駒は数こそ少ないが、これで中央デビュー4頭のうち2頭が新馬勝ち。父はマイルが主戦場だったが、この馬は距離が延びても良さそうだ。
