マイクロチップ国内第1号は?
2022年09月11日 05:00
競馬
ちなみに義務化に先立ち、国内第1号となった馬がいるが、ご存じだろうか?答えはディープインパクト。06年フランスの凱旋門賞に出走するため、日本馬で初めてマイクロチップを首に埋め込んだ。当時、その話を聞いて衝撃を受けたのを覚えている。ではそれ以前はどうしていたのか?人が目で見て、確認していた。性別・毛色・つむじなどから識別するため、知識と熟練が必要。誰でも簡単に手早く行えるものではない。
昔ながらの手法が消え、便利になっていくことは喜ばしくもあり、また一抹の寂しさも覚える。「昔はこうだったんだよ」と伝え続けていけると良いなぁと、あらためて思う。
青藍賞はゴールデンヒーラーとセイヴァリアントから。3連単フォーメーションで(8)(1)―(8)(1)―(2)(5)(6)(7)。各200円で計1600円。
◇六車 奈々(ろくしゃ・なな)1973年(昭48)12月2日生まれ、京都府出身の48歳。グリーンチャンネル「岩手競馬Presents M'sTV」メインMC。