【BCクラシック】圧勝、最強フライトライン 現地実況が叫んだ伝説の名馬「セクレタリアト!」

2022年11月06日 08:18

競馬

【BCクラシック】圧勝、最強フライトライン 現地実況が叫んだ伝説の名馬「セクレタリアト!」
BCクラシックを圧勝したフライトライン(AP) Photo By AP
 【ブリーダーズカップ ( 2022年11月5日    米ケンタッキー州キーンランド )】 米国競馬の祭典、ブリーダーズカップが行われ、クラシック(ダート2000メートル)は米国のフライトライン(牡4)が、2着に8馬身1/4差をつけて圧勝した。デビューから無傷6連勝で、G1は4連勝となった。
 マイル通過が1分34秒台と同カテゴリーのBCダートマイルの勝ち時計を上回るハイペースを楽々と追走し、直線でライフイズグッドをかわすと現地実況は「takes off!」と伝えた。ゴール直前には「セクレタリアト!」とある馬の名を興奮気味に叫んだ。

 セクレタリアトは米国の伝説の名馬。1973年に米3冠を達成し、なかでも3冠目のベルモントSでは2着に31馬身差をつける衝撃のレースを見せたことでも知られる。

 フライトラインは父タピット、母フェザード(母の父インディアンチャーリー)の血統。デビュー戦と2戦目は1200メートル、3戦目のG1・マリブSは1400メートル、4戦目のG1・メトロポリタンHは1600メートル、前走のパシフィッククラシックSは2000メートルと距離を伸ばして進撃していた。

 パシフィッククラシックSで今年のドバイワールドカップを制したカントリーグラマーに19馬身1/4差をつける圧勝を飾るなど、6戦の合計着差は71馬身となった。

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