【京王杯2歳S】10番人気オオバンブルマイ重賞初制覇 馬名通り3連単222万円超!

2022年11月06日 05:26

競馬

【京王杯2歳S】10番人気オオバンブルマイ重賞初制覇 馬名通り3連単222万円超!
<京王杯2歳S>京王杯2歳Sを制した横山武(右)はオオバンブルマイの鞍上でガッツポーズ(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 5日の東京メインG2「第58回京王杯2歳S」が行われ、10番人気で単勝51倍のオオバンブルマイが重賞初制覇。「ファンに配当金を盛大に振る舞えるように」という馬名の通り、3連単222万1830円の超ビッグ配当を提供した。
 さすが横山武史だ。スタートを決めてスッと好位の内を確保。直線では前がなかなか空かなかったが、焦りは見えない。残り250メートルで外に誘導すると、一気に加速し突き抜けた。全くロスのない最高のエスコート。ゴール後は右手で、続いて左手でもガッツポーズし喜びを表現した。鞍上は「立ち回り次第ではチャンスがあると思っていた。枠は外めだったが、どこかでインを取れればいいかな、と。思った通りの競馬ができた」と汗を拭った。

 決して大きくない馬体が鞍上の巧妙なコントロールに応えた。馬体重422キロはメンバー中、2番目に小さく、重量は前走から4キロ増。一気の相手強化。乗り越える壁は高かったが、ひと周り大きいライバルに囲まれても全くひるまず。直線は堂々と馬場の真ん中を弾んだ。横山武が「小さい馬なのに根性がある。体が成長すればもっと良くなる」と相棒を称える。吉村師も「新馬戦もいい形で勝ったし、小さいけどセンスのいい馬」と評価した。

 吉村師は馬の状態、オーナーと相談してからと、レース名こそ明言しなかったが、「距離はマイルまでの感じ」となれば朝日杯FS(12月18日、阪神)は視野に入るはず。GIでも「大盤振る舞い」なるか。穴党要注目の一頭だ。

 オオバンブルマイ 父ディスクリートキャット 母ピンクガーベラ(母の父ディープインパクト)20年2月26日生まれ 牡2歳 栗東・吉村厩舎所属 馬主・岡浩二氏 生産者・北海道新ひだか町のサンデーヒルズ 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4563万7000円。馬名の由来は大盤振る舞い。ファンに配当金を盛大に振る舞えるように。

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