【京王杯2歳S】10番人気オオバンブルマイ重賞初制覇 馬名通り3連単222万円超!
2022年11月06日 05:26
競馬
決して大きくない馬体が鞍上の巧妙なコントロールに応えた。馬体重422キロはメンバー中、2番目に小さく、重量は前走から4キロ増。一気の相手強化。乗り越える壁は高かったが、ひと周り大きいライバルに囲まれても全くひるまず。直線は堂々と馬場の真ん中を弾んだ。横山武が「小さい馬なのに根性がある。体が成長すればもっと良くなる」と相棒を称える。吉村師も「新馬戦もいい形で勝ったし、小さいけどセンスのいい馬」と評価した。
吉村師は馬の状態、オーナーと相談してからと、レース名こそ明言しなかったが、「距離はマイルまでの感じ」となれば朝日杯FS(12月18日、阪神)は視野に入るはず。GIでも「大盤振る舞い」なるか。穴党要注目の一頭だ。
オオバンブルマイ 父ディスクリートキャット 母ピンクガーベラ(母の父ディープインパクト)20年2月26日生まれ 牡2歳 栗東・吉村厩舎所属 馬主・岡浩二氏 生産者・北海道新ひだか町のサンデーヒルズ 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4563万7000円。馬名の由来は大盤振る舞い。ファンに配当金を盛大に振る舞えるように。