ボートレース宮島(広島県廿日市市)で6日、10R1号艇で出走した中田達也選手(29)が3周バックストレッチを航走中、他艇と接触して落水。その後、後続艇と接触した。直ちに救急車でJA広島総合病院に搬送され、集中治療室で治療を行ったが同日、死亡が確認された。死因などは調査中。
中田選手は113期の卒業記念チャンプ&勝率1位で注目を集め、13年11月にデビュー。昨年3月の浜名湖67周年でG1初優出し、同年9月の徳山ヤングダービーでも6強入りするなど、将来を期待されていた。最後の優勝は今年6月29日の江戸川で、最後の1着は同年10月28日の若松9Rだった。
レース中の選手事故死は今年1月12日、多摩川の小林晋選手以来33人目。