【鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 】
血は争えないと言いますが、ウインマイティーの姿には父ゴールドシップがダブって見えます。メンコの間から鋭い眼光を放ちながら尾にも力を入れている。父譲りのカン性の強さを感じます。耳はメンコに覆われて見えませんが、切っ先鋭い刃物のようにとがらせているはずです。
馬体は背中にゆとりがあって、腹下が少し長め。父と同じ芦毛の中長距離体形です。休み明けを1度使われて、仕上がりもいい。父のように気性でレースをするタイプだけにアテにしづらい面もありますが、その気になれば大仕事をするかもしれません。