【エリザベス女王杯】スタニングローズ95点 しなやかで素晴らしい張り
2022年11月08日 05:29
競馬
【鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 】
秋華賞を制したスタニングローズも中3週の短いレース間隔で古馬に挑みますが、その反動はごく小さいとみています。筋肉パワーは落ちていないし、この馬の特長である、しなやかさも失っていない。相変わらず素晴らしい張りがあります。ただ、立ち方は好ましくない。秋華賞時には正しい位置にそろえていたトモを前踏みしています。そのため秋華賞時には伸び伸びとしていた立ち姿が詰まり気味に映ります。ちょっとしたストレスが立ち方に表れているのかもしれません。
毛ヅヤは良好ですが、全身にわずかに冬毛がのぞいています。晩秋の牝馬だけに問題ないとはいえ、その光沢は同期のナミュールに軍配が上がる。2位の95点で採点します。
