通算2900勝の54歳・横山典弘「まだまだジョッキーを長く続けたい」同期・松永幹師の管理馬で決めた
2022年12月04日 12:34
競馬
インタビューでは記念品のプレゼンターに武豊、プラカードを持つのが松永幹師など、多くの関係者が集まった。横山典は満面の笑みで「とても嬉しいです。長く乗ってこんなにいっぱい勝たせてもらって、ましてやG1の華やかな日にたくさんのお客さんの前で達成できて嬉しいです」と喜びを語った。
松永幹師とは競馬学校の同期。調教師として初勝利となった07年3月25日の中京7R・アグネススピリッツでも横山典が手綱をとっていた。「松永先生、幹夫とね。初勝利が中京で、この場所で僕が乗せてもらって幹夫厩舎の初勝利だったので。初重賞(88年ウインターS・ソダカザン1着)も中京だったのでいい場所だなと思います」と思い入れを話した。
昨年後半から美浦所属ながら、栗東を拠点に活動している。「環境を変えて関西に来て、いろいろないい刺激をもらって楽しく仕事をさせてもらっているので。まだまだジョッキーを長く続けたいなって気持ちが凄く沸いてきました」と気持ちを新たにしていた。
円熟の騎乗を見せて競馬界を盛り上げる54歳は、G1・チャンピオンズC(ダート1800メートル)でハピ(牡3=大久保)に騎乗する。