【松戸記念決勝】岩本記念4V!オール松戸

2022年12月12日 05:00

競輪

【松戸記念決勝】岩本記念4V!オール松戸
優勝した岩本俊介。左は2着の和田健太郎=松戸競輪場 Photo By 共同
 <松戸記念決勝> 岩本俊介(38=千葉・94期)が20年12月の松戸以来、2年ぶり4回目のG3優勝を飾った。岩本のG3優勝4回は全て松戸(11年=取手記念in松戸、20年=松戸記念と千葉記念in松戸)となった。
 レースは和田がスタートを決めて松井―岩本―和田が前受け。中西―三谷―高橋―山口―磯田―上田で周回。青板から山口―磯田が上昇すると松井が警戒しながら踏み出す。残り2周半から松井が踏み込んで先行態勢。赤板から中西―三谷が仕掛けると松井と踏み合うが松井が合わせて主導権を譲らない。松井―岩本―和田に中西―三谷が続く流れで最終周へ。単騎戦の高橋と上田は後方に置かれて不発。最終2コーナーから岩本が番手捲り。3番手以降は遅れて岩本と和田のマッチレース。岩本が押し切り、和田が2着。

 岩本は「頼りになる後輩と先輩の和田さんのおかげで優勝できました。(決勝は)松井君の気持ち(突っ張り先行)が強かったし、あれだけ行ってくれたので自分か和田さんが優勝できるようにと(2コーナーから)踏ませてもらった。今までにG3は何回か(過去3回)獲らせてもらったが、今回は南関の後輩たち(準決勝は根田)のおかげなので重みが違います。感謝してます」と地元記念優勝の喜びと感謝の気持ちを語った。今後の目標はしばらく考えた後に「(今は)ゆっくり休んで、それから考えます」と笑顔で応えた。

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