【朝日杯FS】オオバンブルマイ好位差し!求められるスピード+持久力
2022年12月17日 05:20
競馬
同じ舞台だった先週の阪神JFは前半3Fが33秒7、上がり3Fが36秒1のハイペース。近年、阪神マイルの2歳G1は先週のようにタイトな流れになるケースをよく目にする。朝日杯FSも同じ。19年(勝ち馬サリオス)は前半3F33秒8、上がり3F35秒8、20年(グレナディアガーズ)は前半33秒7、上がり35秒4、ドウデュースが勝った昨年は前半34秒3、上がり35秒2。上がりの時計を要するパターンが続いている。だが、後方一気は意外と厳しい。勝ち馬の4角の位置取りは19年から3、2、7番手。好位から中団辺りで、スピードと持久力の両方を兼ね備えた馬が勝つ。
◎は京王杯2歳S覇者の4枠7番オオバンブルマイ。デビュー2連勝の内容を見てもレースセンスが光る。前走は五分のスタートから道中4番手を確保すると経済コースを上手に立ち回ってひと伸び。吉村師は「折り合いはつくし馬群に入っても大丈夫。レースを組み立てやすいタイプです」と評価する。
乗り手に従順で1F延長は問題ない。スタートさえ決めれば無理に行かなくてもある程度のポジションは確保できる。最後の直線、バテていく逃げ馬をかわして一気に先頭へ。無傷の3連勝で2歳王者に輝く。