大村ボート「第37回グランプリ」は16日、トライアル2nd2回戦が争われた。この日の注目は賞金トップの馬場貴也(38)が巻き返せるかどうか。1号艇で迎えた15日の1回戦は4着に敗れているからだ。「これがグランプリかという感じでした。直前にフライングもあったし、プレッシャがありました」と見えない重圧にのまれた。気持ちを切り替えて挑んだ2回戦11R。「一か八かで行きました」という1マークは捲り差しハンドルを入れた。ただ、ボートは完全に引き波の上で万事休す。それでも猛然と追い上げて4着に押し上げ、ファイナル進出の希望はつないだ。17日の3回戦11Rは2号艇で登場。勝って突破を狙う。