大村ボート「グランプリシリーズ戦」は16日、予選が終了した。毒島誠(38)がぶっちぎりの首位通過。グランプリ1stで脱落した悔しさを水面にぶつけている。シリーズでのSG制覇に照準ピタリか。それだけの仕上がりにはなっている。2コース発進の4日目7R、1マークの差しは完全にインの岡崎恭裕(35)に届いていた。この加速感は相当だ。「相手が巧かった」とあって競り勝てなかったが、「1マークはまさか差さるとは思わなかった」という舟足はまさに盤石だ。17日の準優10Rもぶっちぎって、初のシリーズ制覇に王手をかける。