オジュウチョウサンはラストランとなる中山大障害(24日)に向け美浦で最後の調整。ダートコースをゆったりと周回した後に、ゲートを確認した。前日の追い切りのダメージを感じさせない動き。和田正師は「動きは問題ないですよ」と順調をアピールした。
引退レースには自らの記録を更新するJ・G1・10勝目、さらには現在総獲得賞金9億4137万7000円で1着賞金6600万円を獲得すれば、障害を中心に活躍した馬としては史上初の10億円超えが懸かる。師は11歳の最後の走りについて「いろいろ話そうと思って一晩考えましたが、無事に回ってきてほしい。この一言に尽きます」としみじみ語った。