中京6R・3歳1勝クラスは平場の条件戦ながら素質馬が集結した注目のカード。1番人気フリームファクシ(牡=須貝、父ルーラーシップ)が未勝利に続く連勝を飾った。中団追走から直線、外に出して抜け出すと末脚勝負で迫るダノントルネードを1馬身1/4差で危なげなく押し切った。
17年秋華賞、19年ナッソーS(英G1)などを制したディアドラの半弟にあたる。川田は「競馬までのテンションは前回よりも我慢できていましたけど、競馬自体はまだまだ力みすぎてしまうので、もっとリラックスして走れるように覚えていけたらと思います」と良血の成長に期待。須貝師は「能力があるから勝てたけど、あれだけ掛かれば普通は厳しい」と課題を挙げ、先を見据えた。今後については「どうもなければ同じ舞台のきさらぎ賞(2月5日、中京)を考えています」と3連勝を目指す。