23年グレードレース開幕戦を制したのは岩見貴史。初日1Rは20線先手から10M前の3番車まで捉えると、序盤は外、中盤は内を使ってさばき上げた。昨年は1勝目まで11走を要したが、幸先良く白星発進。「新年1走目での1着は記憶にない。いい年になるといいですね」と笑った。
「直線の行き方、コーナーの乗り味が物足りない。セッティングをやっていく」。エンジンはまだまだ伸びしろありで2日目11Rは連勝を期待。一昨年に念願の地元G1タイトルを獲得した実力者。今年の目標は「ケガなく、コロナなく、アーリーレースもアフター5もミッドナイトも、あわよくば全部走って、賞金王ではなく出走回数王を獲りたい!!」とぶち上げた。