半年ぶりの“再会”はほろ苦いものだった。石野貴之(40)が引き当てた30号機は、昨年お盆の大阪ダービー「摂河泉」で自身が強力パワーに仕上げて優勝したエンジン。その後も常に中堅から上位の仕上がりを誇っている。ただ前検日は少し慌てた様子で「正月にペラが変わっているしあまり良くなかった。ノブ(上條)に試運転でやられたんでペラを叩いて特訓に行ったけど良くなかった。またペラを叩き直したんでこれでどうなるか」。不安が先立つ現状だ。
それでも当地は昨年4優出3Vと抜群の実績。今回もきっちり仕上げてV戦線を引っ張るか。初日3、10Rに注目しよう。