【東京新聞杯】逃げるが勝ち!ウインカーネリアン ホライゾネット効果出た!皇成会心のレコードV

2023年02月06日 05:26

競馬

【東京新聞杯】逃げるが勝ち!ウインカーネリアン ホライゾネット効果出た!皇成会心のレコードV
<東京11R・東京新聞杯>(左から)プレサージュリフト、ナミュールの猛追を振り切ったウインカーネリアン(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 「第73回東京新聞杯」はウインカーネリアンが1分31秒8の好時計で逃げ切り、重賞2勝目を挙げた。
 とっておきの馬具、ホライゾネットの効果は抜群だった。ゲートを“普通に”出たウインカーネリアン。二の脚速く、ハナを奪って主導権。前半1000メートル通過57秒1。ハイペースで飛ばしながらもラスト3Fを34秒7でまとめた。これでは後続はお手上げ。追いすがるナミュールを頭差抑えて逃げ切った。1分31秒8は東京新聞杯のレースレコード。三浦は「(前走の)G1で自分の競馬ができなかったので、とにかくカーネリアンの競馬をしようと。こういう形で終えられてホッとしている」と笑顔を見せた。

 3連勝で挑んだ前走・マイルCSは激しくイレ込み、ゲート内で暴れた。その影響もあって12着に敗れ、さらに発走調教再審査も科された。1度目のゲート試験は不合格。予定していたスポニチ賞京都金杯を見送らざるを得なくなった。そこで陣営が取った策がホライゾネットの着用。メンコの目の穴の部分をネットで覆った馬具。視野を制限することで競走に意識を集中させる効果がある。鹿戸師は「(馬具の)おかげで落ち着いた。ジョッキーも付きっきりでやってくれた。ある程度、上手に(ゲートを)出られれば、いい競馬はしてくれると思っていた。ジョッキーのおかげ」と三浦を称えた。

 昨夏の関屋記念以来となるマイル重賞2勝目。次なる目標はもちろんG1獲りだ。13年から11年連続のJRA重賞勝利となった三浦は「G1の舞台もモノにできるよう、僕自身ももっと高めつつ臨みたい」とカーネリアンでのJRA・G1初制覇を狙う。ドバイ国際競走(3月25日、メイダン)のゴドルフィンマイル(G2、ダート1600メートル)に登録があるが、鹿戸師は「オーナーと相談して今後のことはゆっくり考えます」と話すにとどめた。

 ウインカーネリアン 父スクリーンヒーロー 母コスモクリスタル(母の父マイネルラヴ)17年4月16日生まれ 美浦・鹿戸厩舎所属 馬主・ウイン 生産者・北海道新冠町のコスモヴューファーム 戦績20戦8勝(重賞2勝目) 総獲得賞金2億1720万円 馬名の由来は冠名+宝石名。

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