一昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡5=鹿戸)が12日の京都記念に向け9日に栗東に移動。10日朝、開門直後の坂路を4F63秒6とゆったり駆け上がった。鹿戸師は「(初の栗東滞在でも)特に問題はないよ。雰囲気がいいし、やる気になっている」と目を細めた。同じ阪神が舞台だった昨年の大阪杯(9着)や宝塚記念(6着)とは違い、今回は栗東を経由し、当日輸送で現地に向かう。師は「競馬のときに1、2泊すると、リラックスしすぎてしまう。気分を変えてというか、当日輸送でピリッとした方がいいのかな」と説明。復権に向け、最善の手を尽くす。