【児島・G1中国地区選手権競走】茅原 地元G1初制覇!トップSから見事な2コース差し
2023年02月11日 05:00
ボートレース
見事な2コース差しだった。進入は枠なり3対3。2コースの茅原がトップスタートからグッと艇を伸ばす。上平を行かせて差しハンドル。グサリという音がしたと思うくらい鮮やかな差し切りだった。
「湿気が出て、これは僕の日だなと思った。晴れた日は良くなかったが、セッティングが高い湿度にマッチしていた」。雨が降るとご機嫌になるのが44号機の特長なのか。茅原は天気が崩れるのを待っていた。湿気アップで舟足アップ。優勝できる足に仕上がった。全てが茅原の勝つ流れ。そしてSGクラシックの出場権も舞い降りた。「それを意識すると空回りするタイプなので出られたらいいな、くらいに思っていた。でも出るだけでは終わりません。結果を出してくるつもり」
7月には児島でSGオーシャンCもある。モチベーションは最高。茅原が賞金レースを引っ張るかもしれない。
◆次走 優勝した茅原悠紀、そして上平真二、村岡賢人、山本寛久は15日からの住之江一般戦で辻栄蔵、船岡洋一郎、島村隆幸、山田祐也、村松修二らと優勝を争う。守屋美穂は21日からの蒲郡G2レディースオールスターで寺田千恵、田口節子、平山智加、平高奈菜、遠藤エミらが相手。妹尾忠幸は15日からの桐生一般戦で浜野谷憲吾、中辻博訓、前沢丈史、和田兼輔、本多宏和らと相まみえる。