【児島・G1中国地区選手権競走】茅原 地元G1初制覇!トップSから見事な2コース差し

2023年02月11日 05:00

ボートレース

【児島・G1中国地区選手権競走】茅原 地元G1初制覇!トップSから見事な2コース差し
3度目の中国チャンプに輝いた茅原 Photo By スポニチ
 ボートレース児島のG1「第66回中国地区選手権競走」は10日、12Rで優勝戦が行われ、茅原悠紀(35=岡山)が2コース差しを決めて優勝した。地元G1は初制覇。G1は9度目、地区選は3度目のVとなった。来月16日からのSG平和島クラシック出場権を獲得。2着は上平真二。節間売り上げは51億7478万8000円で目標の45億円を軽々と突破した。
 ウイニングランをする茅原の目が潤んでいた。「地元のG1を勝つのは、やっぱり違います」。地元ファンは雨の中、やんやの喝采。茅原がしみじみ語るのも無理はない。

 見事な2コース差しだった。進入は枠なり3対3。2コースの茅原がトップスタートからグッと艇を伸ばす。上平を行かせて差しハンドル。グサリという音がしたと思うくらい鮮やかな差し切りだった。

 「湿気が出て、これは僕の日だなと思った。晴れた日は良くなかったが、セッティングが高い湿度にマッチしていた」。雨が降るとご機嫌になるのが44号機の特長なのか。茅原は天気が崩れるのを待っていた。湿気アップで舟足アップ。優勝できる足に仕上がった。全てが茅原の勝つ流れ。そしてSGクラシックの出場権も舞い降りた。「それを意識すると空回りするタイプなので出られたらいいな、くらいに思っていた。でも出るだけでは終わりません。結果を出してくるつもり」

 7月には児島でSGオーシャンCもある。モチベーションは最高。茅原が賞金レースを引っ張るかもしれない。

 ◆次走 優勝した茅原悠紀、そして上平真二、村岡賢人、山本寛久は15日からの住之江一般戦で辻栄蔵、船岡洋一郎、島村隆幸、山田祐也、村松修二らと優勝を争う。守屋美穂は21日からの蒲郡G2レディースオールスターで寺田千恵、田口節子、平山智加、平高奈菜、遠藤エミらが相手。妹尾忠幸は15日からの桐生一般戦で浜野谷憲吾、中辻博訓、前沢丈史、和田兼輔、本多宏和らと相まみえる。

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