<前橋2日目10R>地元の蕗沢鴻太郎(27=群馬・111期)が2着で決勝に駒を進めた。別線の踏み合いが落ち着いたところ、打鐘を目掛けて一気のスパート。最後は苦しくなったが、同じく地元の天田裕輝の援護を受けて何とか粘った。蕗沢は「展開に恵まれましたね。すかさず行くことはできたが、本当にラッキーです」と謙遜した。
決勝入りは22年1月の伊東以来、1年以上ぶり。昨年は落車のケガが続いただけに、地元で復活の兆しを示した。「練習はしている。あとは自分のレースをして、結果が出てくれれば」と気合十分。好メンバーがそろったが、ラインの長さも生かし食い込みを狙う。