落車から復帰2場所目の荒川ひかり(28=茨城)は初日3着スタート。終始、奥井迪をマークする形からレースの流れに乗り追い込んだ。荒川は「初手は想定通りの並び。奥井さんの仕掛けが遅かったので間に合わなかったらどうしようと思った。最後はもう少し伸びたかったな」と悔しそうに振り返った。
春の訪れとともに差し脚の切れが増してくる。この日の大宮は気温が21度まで上昇。6R発走時のバンク内は15度だったが「暖かい方がいい。感覚が全然違う。道中も余裕がある気がする」と冬場とは違う手応えをつかんだ。2日目は納得の差し脚を伸ばしてみせる。