【若松ボート「プレミアムG1マスターズチャンピオン」】“銀河系”井口佳典、山本隆幸、田村隆信が初見参
2023年04月18日 04:50
ボートレース
「思い切ったレースができれば。陸(おか)の上でもやることはいっぱいあると思うし、新人らしくいきたい」
02年2月に初Vを成し遂げた思い出の水面で、あの頃の気持ちに返って初出場初優勝へまい進する。
03年後期に初めてA1級に昇格すると、1度のA2降格を挟んで22期連続でA1をキープ。常にトップロードを走り続けてきた山本隆は「初めてG1に行った時にいらっしゃった先輩方がたくさんいる。初めてG1に行った時みたいな気持ちで走れると思う」と、身の引き締まる思いで挑む。
同時に「優勝したことがないけど、何回か優勝戦に乗らせてもらっている。ぜひ活躍したいですね」と優勝ゼロの水面攻略にも燃える。初日はオープニングの1R、絶好枠で登場だ。
そして田村。「自分の中では、マスターズは50歳のイメージで、まだ早いと思いますね。でも、そういう年齢になったんだとは思います」と、しみじみ語る。
舞台の若松は若松は04年のオーシャンカップでSG初制覇。さらにはG166周年VにSG5優出と結果を残してきている。
「水面相性はもちろんいいと思います。でも、それだけじゃないんです。前宿舎の管理人夫婦がデビュー当時から“いらっしゃい”と迎えてくれていた。そういうところも含めて好きなんです。成績が良かったら素直に喜べて、成績が悪くても落ち込まない。自然体で臨めるんです。若松で開催されることは自分にとって間違いなくプラスです」
初日の6、10Rから有形無形のアドバンテージを生かして、好走を目指す。