ボートレース若松のG3オールレディース「北九州市制60周年記念」は22日、12Rで優勝戦が行われ、堀之内紀代子(43=岡山)がダッシュ5コースから捲って1着。3月8日のからつ一般戦以来となる今年3回目(通算12回目。若松では初)の優勝を飾った。2着にインで残した浜田亜理沙が入り、細川裕子が米丸乃絵との接戦を制して3着。
表彰式後のインタビューで堀之内は「普通にしてたら絶対に勝てない」として「悔いのないくらいペラを叩いて」チルト1・5という「展示タイムの出るセッティング」で臨んだ。迎えた本番は向かい風5メートルというコンディションの中、コンマ27のトップスタートを放つとグイグイ伸ばして浜田ら内枠4艇をのみ込み、この時点で今年3回目の優勝が確定した。チルト1・5での勝利に「引き出しが増えたかも」と振り返る堀之内は次節、びわこのG2「第67回秩父宮妃記念杯」(27日~7月2日)に出場する予定。