フジコチャン 秋にでっかい“お宝”取れるか
2023年06月30日 05:00
競馬
陣営は「馬が近くにいるのが嫌なんだろう」という仮説から、立てた作戦はパドックでは前の馬と離して周回し、騎手は馬場入り直前にまたがらせるというもの。返し馬の後も他の馬と一緒に周回せず離れて待機しゲートインした。結果、直線3番手から抜け出し、後続を1馬身完封した。
今後は北海道に放牧に出して夏場は休養に充てることになった。秋の第1目標は11月1日に園田で行われる重賞の「楠賞」(1400メートル)。「秋に使うころにはA2(クラス)になるので地元で1戦して向かいたい」と荒山師。半兄に重賞5勝、フェブラリーS2着の実績を持つテイエムサウスダンを持つ良血も後押し。休養を挟んで、さらなる馬体と気性の成長が加われば“大化け”しても驚けない。