【盛岡11R・ひまわり賞】ミニアチュール断然 マイペースで逃げ切る

2023年07月11日 09:30

競馬

【盛岡11R・ひまわり賞】ミニアチュール断然 マイペースで逃げ切る
岩手3歳牡馬2冠を制したミニアチュール(岩手県競馬組合提供) Photo By 提供写真
 岩手3歳牝馬クラシックの2冠目。今年の3歳牡馬2冠を制した(1)ミニアチュールで断然だ。昨年12月に転入後は重賞5Vを含む6戦全勝。重賞5勝中4勝は牡馬相手のものと中身も濃い。前々走で経験済みの盛岡に加えて、前走で10Fも克服していれば距離への不安もない。最内枠の今回はテンの速さでハナを奪いマイペースで逃げ切る。
 相手筆頭はケープライト。前走で昨年9月以来の重賞2勝目と復調著しい。1F延長となるが好位で運べれば、もうひと粘りが期待できる。ユウユウレラシオンが3番手。1番人気を裏切った前走だが盛岡3勝とコース相性は悪くない。距離を不安視する陣営だが父インカンテーションは15年平安Sなどダート9F以上の重賞(交流含む)を5勝している。転入初戦を好タイムで逃げ切ったトーセンジェミニも侮れない。

 ▽ミニアチュール(佐藤祐師)前走(東北優駿V)後はここ目標に調整して状態も悪くない。牝馬同士となるし7、8割の確率で勝てるのではと思っている。

 ▽クラベルブランコ(畠山師)再転入となるが以前は相手なりに走っていた馬。大外枠で崩れており、もまれていいタイプなので内枠は好材料だと思う。笠松で経験を積み、どこまで成長しているか楽しみ。

 ▽エスプレッシーボ(佐藤祐師)昨年12月の転入初戦でミニアチュールの2着。力はあると思っているが、どうも左回りだと走りがひと息。今回も厳しそう。

 ▽トーセンジェミニ(佐藤浩師)移籍初戦だった前走の勝ち時計が前日の古馬オープン(スプリント特別)と同じで優秀だった。このクラスで通用するかは分からないが先々のためにも使ってみたい。

 ▽ケープライト(佐藤浩師)春に無理をしなかった分、前走の重賞で結果を残してくれた。ただ今回は1頭、強い馬がいるし距離が延びるのもどうだろう。

 ▽ユウユウレラシオン(飯田師)状態は平行線。マイル戦を何とか折り合って勝てた馬。前走よりさらに距離が延びて不安がある。それほど強気には。

おすすめテーマ

2023年07月11日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム