エース評価の29号がいきなり威力を発揮した。手にした高田明(38)の初日は5R1号艇の1回走り。スタートは6番手ながら、スリット後はグイグイと伸び返す。結局は先マイから後続を一気に引き離して白星発進を決めた。
「いい意味でこのエンジンはおかしいです。合っていなくてあれなので、合わせたらすごいと思います」と独特の言い回しで29号のパワーを表現した。さらに相棒への賛辞は続く。「スタートはフルダッシュだったら(Fを)切っていましたね。放ってもあの加速感だったし、合ったら強烈だと思います。地元でこんなエンジン引いたことがない」と目を丸めた。2日目以降もこのパワーは脅威。快進撃が期待できる。