今度こそ歓喜の瞬間を迎える。予選トップ通過の三川昂暁(34)が準優10Rをコンマ03の鋭発で逃げ切った。31回目の優出にして初の1号艇ゲット。とうとう悲願の初Vをつかむ瞬間が訪れようとしている。
「足には満足している。出足、ターン回りが良くて準優の調整も合っていた」と仕上がりも申し分ない。こうなれば、あとはインからスタートに集中するのみ。「スタートは勘とも合っている。地元だし、ここで決めたい」と自らに気合を入れた。09年5月にデビューしてから15年目に突入。最大のチャンスは何が何でもつかみとる。