リーディング争い!福島は戸崎がラストスパート 中京は岩田望がトップ

2023年07月21日 05:15

競馬

リーディング争い!福島は戸崎がラストスパート 中京は岩田望がトップ
戸崎圭太と岩田望来 Photo By スポニチ
 戸崎にとっては、3年連続6回目の開催リーディングが懸かる夏の福島最終週。福島はJRA初騎乗を果たした思い出の競馬場。「毎年狙っているタイトルです。今年は出だしがイマイチでどうなるかと思ったけど、この暑い中、馬が頑張ってくれて勝ち星を積み上げることができました」。
 4週間の争い。初週こそ1勝止まりだったが、2、3週目は全て1日2勝で計9勝。「ちなみに今、どうなっているんですか?」と記者に逆質問したリーディング争いは、2位の菅原明が3勝差の6勝。戸崎が頭一つ抜け出している。「いつも最後は接戦になるイメージ。最終週もしっかり決めたい」と兜(かぶと)の緒を締めて臨む。
 土曜メイン・TUF杯のキャリックアリード(牝4=高橋文)は5戦3勝、3着2回の素質馬。「能力を感じる馬なので結果に結びつけたい。もまれたことはないが、能力でカバーできれば」と手応え十分。日曜メイン・安達太良Sのデュアリスト(牡5=安田隆)も実績最上位で、両日メインV締めも現実味を帯びる。ひと足早く閉幕した函館は佐々木の史上最年少リーディングが話題となったが、みちのくは安定感抜群のベテランが“平穏”に締めくくりそうだ。

 夏の中京リーディングは岩田望と松山が9勝で並び、2着回数の差で岩田望がトップに立つ。「中京ではたくさん勝たせてもらっていますね。割と差しも決まるし、ペース次第では前残りもある。馬場を読みながらですけど、難しいところもあります」と振り返った。最終週も中京で土日17鞍。土曜2Rロングウッド、続く3Rボタニカルガーデンはともに前走が惜敗2着。連勝のチャンスは十分にある。暑さに負けず、一気に突き放しにかかる。

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