【福岡・SGボートレースメモリアル】明日開幕!前田将太 ビッグ初戴冠へ機運上昇

2023年08月21日 10:00

ボートレース

【福岡・SGボートレースメモリアル】明日開幕!前田将太 ビッグ初戴冠へ機運上昇
地元で悲願のビッグ初戴冠に挑む前田将太 Photo By スポニチ
 薄暮では初のSG開催となる第69回「ボートレースメモリアル(優勝賞金4000万)」が明日22日からボートレース福岡を舞台に開幕。全国各地のレース場が自信を持って送り込む精鋭52人が火花を散らす。本紙注目は今年早くも6Vと高いパフォーマンスを見せている前田将太。地元で迎える自身40回目のSG挑戦。ビッグ初戴冠へ機運は高まっている。
 待望の地元SGを前にボルテージが自然と上がる。前田は今年14優出6Vと絶好調。福岡や江戸川といった荒れ水面も難なく乗りこなす。万能型のレーサーとして実力を発揮している。

 「優勝回数も増えたし、今年は江戸川で記念も勝てましたからね。ここまでSGは皆勤賞。調子はいい感じで安定していると思いますよ」

 7月の児島オーシャンカップでは後輩の羽野直也がSG初V。最後までレース場に残り、雄姿を見届けた。SG制覇を先越される形になったが、表情に焦りの色は見られない。

 「後輩ながらすごいなって素直に思ったし、祝福できました。地元開催のSGはチャンスが大きいと思う。特にスタートは大きなアドバンテージ。その感覚があるのとないのでは全然違いますから。SGは誰が獲ってもおかしくない人たちの集まりなので、チャンスがきた時に自分もモノにできるようにしたい」

 これが自身40回目のSGチャレンジ。勝利の女神を振り向かせるだけの準備はできている。

 福岡でメモリアルが開催されるのは11年以来、12年ぶり。今回は史上初の薄暮開催となる。12年前の優勝戦は優出6人中5人が福岡支部だったように水面に慣れている地元勢には一日の長がある。今大会には7人の地元選手が登場するが、いずれも優勝を狙える力の持ち主だ。大将格となるのは瓜生正義。過去3回の当地SG制覇は唯一無二の記録。近況は21年グランプリ以降、優勝から遠ざかっているが、地元で完全復活を遂げたい。篠崎仁志は現役最多の当地通算15V。フライング休みでダービーは欠場するため、今大会がグランプリ出場の分岐点。V獲りへ並々ならぬ闘志をのぞかせる。目下の勢いなら児島オーシャンカップでSG初制覇を飾った羽野直也か。切れ味抜群の高速ターンでSG連覇を狙う。昨年の当地ダイヤモンドカップを制した岡崎恭裕、2度目のメモリアル制覇を狙う篠崎元志の活躍も期待したい。

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