船橋・左海誠二調教師死去 48歳 騎手として東京ダービー2勝 中央で重賞3勝

2023年08月21日 03:00

競馬

船橋・左海誠二調教師死去 48歳 騎手として東京ダービー2勝 中央で重賞3勝
ニシノハナグルマで02年フローラSを制した左海誠二氏 Photo By スポニチ
 船橋競馬所属の左海誠二(さかい・せいじ)師が20日早朝、死去した。48歳。同師が所属する千葉県調教師会が公式SNSで発表した。死因は明らかにされていない。
 左海師は地方競馬教養センターを経て、93年に船橋で騎手デビュー。90年代後半から活躍した地方の強豪マキバスナイパーの主戦として名をはせた。東京ダービーも2勝(13年インサイドザパーク、21年アランバローズ)。19年に地方通算2000勝を達成するなど南関東を代表する騎手として活躍。14~20年には千葉県騎手会会長も務めた。中央にも参戦し02年フローラS(ニシノハナグルマ)など重賞3勝をマークした。

 昨年11月に調教師試験に合格し現役引退を決意。ラスト騎乗となった同30日の船橋競馬では1日3勝をマーク。多くのファンに惜しまれつつステッキを置いた。

 12月1日付で調教師免許が交付され、今年5月に厩舎を開業。7月21日の船橋4R(ニシノサキュバス)で調教師初勝利を挙げたばかりだった。

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