【三国・G1北陸艇王決戦】磯部 三国G1初制覇!大整備が奏功

2023年09月15日 05:00

ボートレース

【三国・G1北陸艇王決戦】磯部 三国G1初制覇!大整備が奏功
今年2度目の優勝を相性がいい三国で決めた磯部誠 Photo By スポニチ
 ボートレース三国の開設70周年記念「G1北陸艇王決戦」は14日、最終日第12Rで優勝戦が争われ、1号艇の磯部誠(33=愛知)がインからコンマ03のトップスタートを決めて逃げ切り1着。6月の徳山SGグラチャン以来、今年2度目の優勝を決めた。三国G1は初V。2着は船岡洋一郎。3着は茅原悠紀が入った。
 相性のいい地では、全てがうまく行くようだ。前検日に48号機を引いた時には「足になっていない」と嘆いたが、初日ドリーム戦の前に大整備を敢行。これがハマって格段にパワーアップ。2日目からオール2連対堅守で予選1位通過。準優、優勝戦と順当に勝ち進んで王道を突き進んだ。

 「(スタート)正常ランプがついて良かったです。本当に今まで本体整備で、こんなに良くなったのは記憶にないですよ」

 これで三国は5度目の優勝。6月の徳山グラチャンで待望のSGウイナーとなって初めての三国参戦だったが、その貫禄を見せつけるかのごとく、北陸艇王の称号を初めてつかんだ。

 「三国は相性がいいですね。大好きです」

 優勝賞金1100万円を獲得して、今年の賞金ランク2位に浮上した。グランプリ(12月19~24日、住之江)の前に地元・蒲郡のSGダービー(10月24~29日)、そして三国でSGチャレンジC(11月21~26日)が待つ。相性のいい地でのビッグ戦が続く磯部。堂々のトップ通過でグランプリ出場を決めても何ら不思議ではない。

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