【毎日王冠】シュネルマイスター 直線一気加速でラスト1F11秒3!手塚師手応え「反応良かった」

2023年10月05日 05:28

競馬

【毎日王冠】シュネルマイスター 直線一気加速でラスト1F11秒3!手塚師手応え「反応良かった」
ヴァーンフリート(左)と併せ追い切るシュネルマイスター(撮影・郡司修) Photo By スポニチ
 さすがの調整力。シュネルマイスターがレース近しを自ら察知するように、ギアを上げてきた。嶋田(レースはルメール)を背にWコースで6F83秒5~1F11秒3。ヴァーンフリート(4歳3勝クラス)を8馬身追走し、直線で内に入ると鋭く伸びて1馬身先着。多少重さが残った先週と比べると、着実に俊敏さがアップした。
 見届けた手塚師は「やっと、良くなった。先週あたりはあれっ?という感じだったけど、精神的にもつらい部分が解消されて、今日は素直だった。先週やって、数字(11秒3)とかではなく反応が良かった」と安どの表情で切り出した。

 3歳春のNHKマイルCでG1制覇を飾ってから2年半。一時白星から見放された時もあったが、今春マイラーズCで1年半ぶりの白星を飾り、前走・安田記念3着。長い間、マイル界のトップランナーとして駆け抜けてきた。毎日王冠は3歳時の2年前に制した思い出のレース。指揮官は「1800メートルでも、位置は後ろからになると思う。出たなりでしまい生かす競馬でしょう。2年前の勝った時のイメージで挑めれば」と気心の知れた鞍上・ルメールにバトンを渡した。秋の大目標マイルCSに向け、宿敵ソングラインには負けられない秋始動戦だ。

おすすめテーマ

2023年10月05日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム