【秋華賞】フットワークの質上々なヒップホップソウル
2023年10月12日 05:23
競馬
舞台は京都の内回り。末脚自慢の2冠女王と相対するなら、当然、先行力がアドバンテージとなる。前走・紫苑Sも好位から粘って2着に好走した同馬だが、目指すは無駄のないフットワークでのロスのない先行。輸送を控えたレース当週でも、理想の走りを追い求めた。木村師は「道中でいいフォームじゃないとガソリンをまき散らして走ることになる。絶対女王を倒すため、必要な部分でガソリンを使いたい。フットワークの質は上がっています」と前進をアピールした。
鞍上には前走から引き続き横山武。コンビ2戦目の相棒について「重賞こそ勝っていませんが、凄くいい馬だと思っていました。(初コースは)難しい馬じゃないので、対応してくれると思います」と前向きな表情。名門厩舎の攻めの仕上げに、高木は重い印を打ちたくなった。