<青森初日7R>シリーズリーダーの久米詩(24=静岡・116期)がさすがの追い込みで白星をつかんだ。最終ホーム過ぎの3番手からカマして先頭に立つも、直後から野本怜菜に捲られる。万事休すかと思ったが、すかさず野本の後位に切り替えてゴール前で差し切ってみせた。
久米は「考え過ぎてしまった。ゆるめ過ぎて行かれてしまい、焦りました。体半分出られてからは追い込み勝負に切り替えました」と笑顔で振り返った。G1決勝3着から臨む今回。疲れも気になるところだが「思ったよりも寒くなかったし、体も軽かった」と手応えは良し。初登場の青森でも、予選連勝へ不安はなさそうだ。