【天皇賞・秋】ノースブリッジ抜け出す!ジャックドールの単騎逃げに岩田康が番手追走
2023年10月28日 05:23
競馬
ジャックドールは今年の大阪杯を逃げ切りG1初制覇。国内トップレベルのスピードを証明した。ライバルがいたため封印していたが、本来はこの馬も序盤から快ピッチで飛ばして、後続に脚を使わせるタイプ。5戦ぶりに手綱を取る藤岡佑が、持ち味を存分に生かした騎乗をするはずだ。大逃げになるか、それを追走するかは2番手に位置する騎手が鍵を握っている。そのキーマンは最内の絶好枠に入った岩田康&ノースブリッジのコンビとみる。百戦錬磨のベテランだけに、つかず離れずの絶妙の間隔で追走するはずだ。
下馬評は連覇&G15連勝が懸かるイクイノックス1強ムード。出走各馬は同馬の動向に注目してレースを進めるのは間違いない。ルメール&イクイノックスはおそらく中団待機策。馬群にモマれないよう、馬場の外めを追走するだろう。昨年は差し切ったとはいえ間一髪だったから、4角では余裕を持って差し切れる位置にいるはず。ゴール前でジャックドールを捉えたイクイノックスにドウデュース、プログノーシスが迫る。ファンの注目が外の末脚比べに集まっている中、内ラチ沿いの経済コースを進んで、たっぷりと脚をためていたノースブリッジが、スルスルと抜け出すというシナリオだ。