5日目準優勝戦11R、二転三転の優出権利獲り争いを制したのはSG初出場の地元・愛知支部の吉田裕平(26)だった。
2着を確保して、いきなりのSG初優勝戦進出を果たした。「(待機行動中に)エンストしたけど、スタートができて良かったです」。ヒヤッとする場面もあったが、1Mでは会心の捲り差しで攻めて、6強入りへ諦めない姿勢を見せた。「蒲郡ではデビュー初優出(18年6月一般戦)も決めていて、すごく力をもらっている所。ワンチャンスはあると思っています」。地元勢では92年クラシックの鈴木幸夫(引退)以来2人目となる蒲郡SG優勝を狙う。