【鳴門・G1大渦大賞】板橋 得意3コースから圧巻捲り差し!2度目のG1制覇

2023年12月06日 04:58

ボートレース

【鳴門・G1大渦大賞】板橋 得意3コースから圧巻捲り差し!2度目のG1制覇
優勝の証であるメダルを手にする板橋侑我 Photo By スポニチ
 ボートレース鳴門開設70周年記念G1「大渦大賞」は5日12Rで優勝戦が行われ、板橋侑我(27=静岡)が3コースから鮮やかな捲り差しを決めて優勝した。一昨年の浜名湖周年に続くG12V。来春のSG戸田ボートレースクラシックの出場権を手に入れた。人気の白井英治は2着だった。
 これはSGレベルの捲り差しだ。配当も水面も荒れに荒れたシリーズは、板橋の猛烈ハンドルで幕を閉じた。白井と田村の間を測ったようにグサリ。氷上を駆けるかのような滑らかさで突き抜けた。

 「えっ?ホントかなっていう感じ。夢の中にいるみたいで実感が湧きません」

 そう初々しく語るのも無理はない。失礼ながらレース前は伏兵の扱い。白井、田村だけではなく、SG10冠の池田もいる。

 「一番勝ち方を勉強したし、一番自信のあるコースです。3コースの時は景色で判断するんですが、ハンドルを入れた瞬間に捲り差せる景色だと思いました」

 準優に続く3コース捲り差しを決めたのは偶然ではない。この圧巻パフォーマンスをされては白井も田村も白旗を揚げるしかない。

 「先月にG1を勝った同期の新開航と連絡を取って、僕もヤル気をもらいました。一緒にクラシックに行けるのがうれしいです」

 笑顔の先には良きライバルの姿があった。さあ、来年は2人そろってクラシックへ。その前に10日からまるがめG1がある。ぜひとも覚えておきたい。3コースの板橋は“買い”だと。

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