【住之江20日11R】19日に行われたトライアル1stの1回戦11Rで軽快な動きを披露したのは毒島誠(39=群馬)だ。4コースのカドからスタート後に舟足を伸ばすと、内の羽野直也と土屋智則を押さえ込んで捲り差し。逃げた浜野谷憲吾、絶好の展開を捉えた中島孝平には及ばず、3着に終わったものの道中で何度も2番手の中島を脅かした。
レース後の手応えも上々。「1コーナーは興奮しすぎのターンになってしまったが、舟足は11Rの中ではいい方だったと思う。伸びも少し良さそうだし、ターンの押し感もだいぶ上積みできた。舟足はバランスが取れていい」と笑顔で語った。
枠番抽選で運を味方にすることはできず、20日の2回戦11Rは5号艇に決定。ただ、この気配なら上位争いは十分に可能だ。アウトコースからのレースになっても目が離せない。