【有馬記念】スルーセブンシーズ 成長の証は蹄に、尾関師「心身がかみ合った」
2023年12月21日 05:26
競馬
尾関師によれば、接着装蹄は世界を驚かせた凱旋門賞(4着)の中間も使用。「ネガティブな変化ではない」と言い切った。かつてルメールが「水かきがついている」と評した頑強なスルーの蹄。今の彼女はそれをもってさえ補強が必要になるほどに力強く、四肢を地面に叩きつけているということだ。「心身がかみ合って成長」(尾関師)し、本格化という言葉では言い足りない。例えるなら「ドラゴンボール」孫悟空の界王拳(パワーアップの奥義)!?体への負担は増すが、パワー、スピード、破壊力が増強。今なら宝塚で首差及ばずのイクイノックスにだって届くかも…と夢想させる覚醒状態にある。その“ラスボス”がいないのならば、突き抜けるのみか。