【東海S】ウィリアムバローズ 6歳4度目の挑戦で初V 上村師「何とか重賞を勝たせてあげたかった」
2024年01月22日 05:24
競馬
ダートでの馬券圏外は22年みやこS14着だけの堅実派。なかなかタイトルには手が届かなかったが4度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。上村師は「これまで大事に使ってきたし、何とか重賞を勝たせてあげたかった。鞍上がうまく勝ちパターンに持ち込んでくれたのが勝利の要因。真っ向勝負で強かったです。1戦ずつ確実に良くなっているし、競走馬として完成しつつある」と笑みを浮かべる。
賞金加算で選択肢の幅が広がった。G1フェブラリーS(2月18日、東京)の優先出走権を獲得したが、指揮官は「候補ではあるが(東京ダート1600メートルは)ワンターンだからね。(適性が)どうだろう。この後は状態面を考えながら使っていきたい」と慎重にプランを組み立てていく。重賞での惜敗続きに終止符を打った。ひと皮向けた素質馬の快進撃が始まる。