【いわき平競輪・G1日本選手権3日目8R】先行で魅せた新山響平「自分の走りができた」
2024年05月02日 18:04
競輪
S班の底力を示した新山響平(30=青森・107期)。レースは前受けから新山が突っ張り先行の構え、昼田宗一郎が赤板から一気に踏み上げて両者で激しい踏み合いも、先行争いを制して風を切る流れに。窓場千加頼が満を持してが捲り出たが、渡部幸訓が激しく外に張ってブロック(押し上げ失格・入線順位6)。最後は3番手で脚をためていた成田和也が突き抜けて1着。激しい消耗戦になったが、3着は確保して意地は見せた。
「初日の反省点ではないけど、腰をおろしてから流す癖があって。その辺の修正はできた。かなり感触はいいし、自分の走りができた」
1走目は松井宏佑に叩かれて不発に終わっているだけに、主導権は譲れないところだった。最後は末を欠いたが見事、仕掛けの修正に成功して本来の持ち味を発揮した。後半戦も自慢のパワーをさく裂させる。