【NHKマイルC】ディスペランツァ勢い本物!予定通り坂路併入、吉岡師「中2週ということで…」

2024年05月02日 05:28

競馬

【NHKマイルC】ディスペランツァ勢い本物!予定通り坂路併入、吉岡師「中2週ということで…」
鮫島克駿を背に坂路をロードアウォード(右)と併せ馬で追い切るディスペランツァ Photo By 提供写真
 アーリントンC組は中2週のローテ、調教は比較的薄味の内容となる。ディスペランツァも坂路4F55秒4~13秒2だからサジ加減は推して知るべし。ただ、併せた相手が目下絶好調のロードアウォード(4歳オープン)とあっては決して馬なりサラッと…の薄味には映らなかった。緊張感を保ちつつ、馬体を並べてフィニッシュした。
 「中2週ということで本数的にも強さ的にも予定通り。先週末にかなり強い調教をやっているので(今日は)メンタルが上がっているのか、下がっているのかを確認。メンタル面はうまくいっています」

 吉岡師は追い切りのテーマを精神面に視点をあてたとしつつ、その口調にどこか自信もにじむ。それも当然だろう。アーリントンCの勝ちっぷりが強かったから。「スローで流れて直線は苦しいかな…と思ったけど、外に出してからの脚は目を見張るものだった」と、上がり32秒4でVを射止めた内容を評価した。

 相手関係を抜きに語れない。例年であればアーリントンCの覇者はV候補にクローズアップされる。G1に手が届く能力は誰もが認めている。ましてやマイルの距離に転じてから2連勝と勢いも十分にある。

 520キロ前後の大型馬。カイ食いが旺盛で「体に余裕があるように見えるが、レースを経験するごとに良くなっています」と雄大な馬体を持て余すのでなく重厚感を強調。指揮官は「マイルで2戦2勝。底を見せていないから楽しみ。いろいろなジョッキーが乗っているがコントロール性が高い。道中で脚をためる競馬ができれば」と力を込めた。鞍上は1日決定。これまでM・デムーロ、モリス、モレイラら外国人騎手がエスコート。乗り手を選ばない。末脚に加え、テン乗りすら歓迎できる乗りやすさが大きな武器となる。

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