【NHKマイルC】ルメール 落馬負傷から1カ月「体は動きを忘れてない」

2024年05月02日 05:30

競馬

【NHKマイルC】ルメール 落馬負傷から1カ月「体は動きを忘れてない」
笑顔でガッツポーズするクリストフ・ルメール Photo By 提供写真
 名手が戻ってくる。3月30日のドバイターフで落馬負傷し、休養中だったクリストフ・ルメール(44)が今週の復帰に向けて1日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。馬場が開門されるとCWコースでエゾダイモン(4歳2勝クラス)とイクスプロージョン(6歳障害未勝利)の追い切りに続けて騎乗。ルメールは「乗ることができてうれしいです。(自身の)体の動きは良かったので安心しました。体は動きを忘れていなかったね」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
 鎖骨および肋骨の骨折に加え、肺に穴が開くケガを負った。「落馬した時はメンタルも下がったけど日々のリハビリ、ドクターやセラピストのおかげでリカバリーは早かった」と振り返る。約1カ月でのスピード復帰。「ファンの応援メッセージなどでモチベーションが上がった。早く競馬に戻りたかった」と心境を明かした。5日から東京で騎乗、NHKマイルCでは2歳女王アスコリピチェーノと昨年6月新馬1着以来の再コンビ。巧みなエスコートで、いきなり話題をかっさらう。

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